何のランキング? 数字の読み方を整理。
指定した条件で「医療につながりにくい場所に住む人」が、どの地域に多いかを比較する参考ランキングです。年齢と施設の種類を選び、人数または割合で並べます。実際の受診の可否や医療供給の不足を確定する順位ではありません。
最初に、いま選んでいる条件を確認
例えば「病院・75歳以上・直線5km以上」なら、病院から5km以上離れた区画に住む75歳以上の人口を集計します。「直線5km以上」には5kmを含みます。
「近くの施設が少ない区画」なら、指定した半径内の計算対象施設が0件、または0〜1件の場所を比較します。施設の位置精度は未確認で、座標欠損などによる除外もあるため、表示の0件は施設の不存在を保証しません。

人数順と割合順は、違う問いに答える
下の数字は説明のための架空の例です。地域Bは該当する人数が多く、地域Aは集計できた人口に占める割合が高くなります。どちらか一方だけを見ず、人数と割合を合わせて確認しましょう。
- 人数順:地域B(1,000人)→地域A(200人)。追加調査の対象となる人の規模を見る。
- 割合順:地域A(20%)→地域B(10%)。集計できた人口の中で、アクセス条件に当てはまる人の偏りを見る。
| 地域 | 集計できた対象人口 | 条件に該当する人口 | 割合 |
|---|---|---|---|
| 地域A | 1,000人 | 200人 | 20% |
| 地域B | 10,000人 | 1,000人 | 10% |
割合の分母は、地域全体の人口ではない
割合=条件に該当する区画の対象年齢人口 ÷ 判定可能な区画の対象年齢人口 × 100です。通常公開された人口と参考アクセス値がそろう区画を集計します。
秘匿・合算先・県境未確定・欠損などは除外します。たとえば75歳以上を選んだ場合、地域全体の総人口や、すべての75歳以上人口を分母にした割合ではありません。集計できる人口がない地域には順位を付けません。
市区町村の比較では、境界付近の除外にも注目
市区町村を一意に特定できる区画を集計します。所属が確定しない境界付近などの区画は除外されます。政令指定都市は市単位、東京都の特別区は区単位で比較します。
対応率は、区画の所属をどの程度確認できたかを示します。人口の把握率や、施設の位置精度が確認済みである割合ではありません。除外条件があるため、市区町村の集計を足して県全体の値と一致するとは限りません。
順位を見た後は、同じ条件で地図を確認
順位が高い理由を読み、該当する人口区画を地図で確認します。県境の反対側の施設も距離計算の対象です。地図に表示する県だけで最寄り施設を探しているわけではありません。
病院で順位が高くても、近隣の診療所を含めた診療体制は別に確認する必要があります。診療科、受入余力、交通手段、訪問範囲、将来人口を調べるための出発点として使ってください。